資料記号

maregaA26

標題

フォンド・マレガ ファイル A26

年代
17世紀後半~20世紀前半
主年代
1703年、1844年
年代注記
元禄16年(1703)、天保15年(1844)、昭和13年(1938)
記述レベル

ファイル

数量
49レコード(内訳:伊語文書2、状物25、竪帳1、包紙2)
出所/作成
マリオ・マレガ(原出所は臼杵藩宗門方)。バチカン。
地名
大分県臼杵市・大分市
役職等
サレジオ会 宣教師
伝来
A26は、バチカン文書館が所蔵したマレガ資料であり、2020年段階ではバチカン図書館がこれを管理する。大半は臼杵藩宗門方を原出所とする文書であり、点数は26点。これらの資料は、1938年、サレジオ会の日本管区長であったチマッティ神父がバチカン訪問の際に日本から持参したものであり(A26.1)、他の資料群の伝来とは経緯を異にする。なお、持参資料は34点であり、このうち8点は、ラテラネンセ博物館(バチカン布教・民族学博物館の前身)の機関誌『Annali Lateranensi』第3号に掲載されたマレガ執筆の論文「大分地方におけるキリスト教の名残」(Memorie cristiane della regione di Oita)に利用され、写真が掲載された(現在、この8点は未確認)。残り26点をバチカン文書館が所蔵したものである。
範囲と内容
A26は、伝来に記したように、日本から持参した26点の文書とそれに添えられたバチカンの受入れ経緯に関わる文書によって構成される。前者は、いずれも臼杵藩宗門方を原出所とするものであり、元禄16年(1703)・嘉永5年(1852)の藩士からの提出された宗門改証文(4点)、天保15年(1844)を主とする寺から提出された宗門改証文(21点)、および天保8年宗門改毎月仕上五人組書付(1点)である。また、マレガによる管理番号が見られる。
使用言語
日本語26点(包紙とも)、伊語2件
所蔵機関名称
バチカン文書館(バチカン図書館管理)
記述日
2020/12/10
記述者
大友一雄
参照用画像