古事類苑>天部一>天>名稱
第 1 巻 1 頁 画像表示

20頁後へ次のページへ    
天部一

天ハアメ、又ソラト云ヒ、字音ニテテント云フ、又虚空ト稱ス、此篇ニハ天ニ關スル傳説、及ビ天上ヨリ異物ヲ降シ、空中ニ聲アルガ如キモノヲモ並載セリ、
名稱
〔類聚名義抄  四大〕
〈泰堅反ハルカナリ〉 〈アメタカシ〉

〔段注説文解字  一上一〕
天顚也、〈此以同部疊韵訓也、凡門聞也、戸護也、尾微也、髮拔也、皆此例凡言元始也、天顚也、丕大也、吏治人者也、皆於六書轉注、而微有差別、元始可言之、天顚不言之、蓋求義則轉移皆是、擧物則定名難假、然其爲訓詁則一也、顚者人之頂也、以爲凡高之偁、始者女之初也、以爲凡起之偁、然則天亦可凡顚之偁、臣於君、子於父、妻於夫、民於食、皆曰天是也、〉至高無上从一大、〈至高無上、是其大無二也、故从一大、於六書會意、凡會意合二字以成語、如一大、人言止戈皆是、他前切、十二部、〉

〔爾雅註疏  五〕
釋天第八、疏、〈河圖括地象云、易有太極、是生兩儀、兩儀未分、其氣混沌、清濁既分、伏者爲天、偃者爲地、釋名云、天顯也、在上高顯、又云天坦也、坦然高遠、説文云、天顚也、至高無上、從一大也、春秋説題辭云、天之言顯也、居高理下、爲人經紀、故其字一大以鎭之、此天之名義也、〉

〔古事記  下仁徳〕
此時、其夫速總別王到來之時、其妻女鳥王歌曰、理波リハ阿米アメ/○○邇加氣流ニカケル多迦由玖夜タカユクヤ波夜夫佐和氣ハヤブサワケ佐邪岐登良佐泥サザキトラサネ

〔神代直指抄  一〕
あめつちといふは、本朝最初言語音聲のはじめにあめといひて、たかき義、ひろき義、たふとき義、のぼる義、四義そなはりて、陽道の義をあらはす、あめをゑといふ、ゑは、開聲にて、うゑの義也、〈◯中略〉のちに、雨をあめといふは、天よりふるゆへに、天のことばを、そのまヽかりていふ、

〔日本釋名  上天象〕
天地アメツチ あめのカヘシ字はゑ也、ゑはひらくかな、陽也、つちの反字はち也、ちはとづるか