古事類苑>歳時部一>歳時總載上>月>閏月
第 1 巻 36 頁 画像表示

20頁後へ次のページへ   前のページへ20頁前へ


〔日本書紀通證  八神武〕
十有二月シハス〈歳ハツル也、萬葉集四極シハツ山、俗稱極月、亦此意、〉

〔萬葉集  八冬雜〕
紀少鹿女郞   梅花歌十二月爾者シハスニハ沫雪零跡アワユキフルト不知可毛シラヌカモ梅花開ウメノハナサク含不有而フヽメラズシテ

〔躬恒集〕
しはすのつもごりの夜なのおにを〈◯歌略〉

〔秘藏抄  上〕
十二月異名 十二月しはす〈◯中略〉 年よつむ月

〔莫傳抄〕
十二月異名 暮古月 親子月〈十二月〉

〔藏玉和謌集〕
十二月異名〈◯中略〉 十二〈梅鴛〉 春待月 梅初月 三冬月

閏月
〔伊呂波字類抄  宇天象〕
閏月〈漢書云、以歳之餘閏、易曰、五歳再閏、俗云潤月訛也、然與依俗説合、〉

〔尚書註疏  二堯典〕
帝曰、咨汝羲曁和、朞三百有六旬有六日、以閏月四時歳、〈傳、咨嗟、曁與也、匝四時朞、一歳十二月、月三十日、正三百六十日、除小月六六日、是爲一歳有餘十二日、未三歳、是得一月則置閏焉、以定四時之氣、成一歳之暦象、〉

〔和爾雅  二歳時〕
閏月ジユンゲツ/ウルフツキ 門玉モンギヨク〈杜預以門中玉閏〉 王門〈禮〉 陽餘〈白虎通〉 餘月 二終〈唐書暦志〉 閏餘ジユンヨ〈史〉 贏餘ヱイヨ 非常ヒジヤウ月〈公羊傳〉 叢殘ソウザン〈谷梁傳註〉 贏閏エイジユン 附餘フヨ〈穀梁傳、閏月者附月之餘日也、〉 章閏シヤウジユン 歸餘 章月 備閏ビジユン 蔀閏ホウジユン 門中王〈字彙〉

〔書言字考節用集  二時候〕
閏月ウルフヅキ〈書言大全、積歳之餘日爲閏月、三年一閏、五年再閏、〉

〔倭訓栞  前編四宇〕
うるふづき 閏月をいふ、閏は潤餘の義なれば、日本紀に潤月ともかけり、 うるふどしといふも、西土に潤年と見えたり、 天の運行、三百六十五度四分度の一にて、一年三百六十日と立て、月に大小あり、過る六日を氣盈とし、不足の六日を朔虚とす、此過不足を合せ、十二日三年積て、三十六日の餘りあるをもて、三年に一閏を立る、五歳に再閏、十九年にして七閏に及べば餘分なし、是を一章といふ、