茜部家は当初伊藤姓を名乗る名古屋藩士の家柄だが、本文書群は茜部家代々の家文書ではなく、茜部相嘉(1795-1866年)の著作及び写本が大半を占める。相嘉は家督相続後、小普請組となり、以後小姓格、小納戸役、書院番役、大番役、清洲代官などを勤めた。また尾張国学者としても活躍している。
上記のように茜部相嘉の著作が多いが、特に旧地考・地名考・風土記などの諸国地誌、ほぼ全国にわたる諸郷の書写本(諸国郷帳)が多くを占める。220点。
『史料目録』第92集 | ||||||
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愛知県下諸家文書目録(その1)(129~148頁) | ||||||
表紙・奥付 | 中扉~口絵 | 凡例~15 | 16~35 | 36~55 | 56~75 | 76~95 |
96~108 | 109~128 | 129~148 | 149~168 | 169~188 | 189~208 | 209~219 |