国文学研究資料館  収蔵歴史アーカイブズデータベース

伊豆韮山江川家文書



 江川氏は1590(天正18)年の韮山開城に功があったといわれ、徳川家康の関東入部にともない、1596(慶長元)年に土豪代官に取り立てられた。代々太郎左衛門をなのり、近世中期以降は韮山屋敷を本拠として江戸幕府代官職を世襲した。
 本文書群は、代官文書として幕府勘定所との往復文書のほか、近世中期以降を中心とした支配各国の幕領関係文書がある。また江川英龍らの幕政関係文書、明治初期の韮山県・足柄県文書、および江川家の家に関する文書などが含まれる。当館ではこのうち幕府勘定所からの指令を記した「被仰渡留」「御触留」、および勘定所への伺書類を中心とする「公事方御用留」「御証文留」「御用留」など、代官文書を重点的に撮影・収集している。総数1万点以上。

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