【伊予国宇和島伊達家文書】
識別記号 ac1978207
資料記号 F7807 F7907 F8003
標題 伊予国宇和島伊達家文書
年代 1618年~1869年
主年代 江戸
年代注記 1618(元和4)年-1869(明治2)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /90点
物的状態注記 マイクロフィルム;90リール 6万758コマ 310冊 1023点
出所・作成 伊達家
履歴 伊達家は、1614(慶長19)年12月伊達政宗の庶長子秀宗が宇和郡10万石を領有したのに始まる。以後、秀宗・宗利・宗贇・村年・村候・村寿・宗紀・宗城・宗徳と9代同地に続き幕末にいたった。1657(明暦3)年秀宗は五男宗純に3万石を分知して吉田藩を成立させたため、本藩の領知高は7万石となった。1869(明治2)年版籍奉還、1871年廃藩置県により宇和島県となった。
(関係地)伊予国宇和郡宇和島‐愛媛県宇和島市[現在]
(主題)大名
(役職等)大名
伝来 (財)宇和島伊達文化保存会(愛媛県宇和島市)
入手源 (財)宇和島伊達文化保存会
範囲と内容 伊達家文書は、江戸期の家文書として、宸筆及び詔勅類、歴代将軍判物、伊達家の系譜・履歴、位記・宣旨・口宣案、歴代藩主書状があり、藩庁史料として江戸及び国元の日記、藩庁記録がある。また、幕末維新期の伊達宗城に関わる膨大な文書群があり、諸大名・公家書簡、幕府発給文書が伝存している。明治期の家文書としては家憲類がある。総点数約1万5000点のうち、次のようなものを収集した。 (1)領知および家中に関する史料として、「慶安元年伊豫国知行高郷村数帳」、「元禄十三年領内附伊予国郷帳」、「元和四年惣侍衆知行御切米御扶持方之留帳」のほか、「分限帳」「御家中由緒書」などを収集した。 (2)大名課役に関するものとして、1679(延宝7)年から1682(天和2)年の「越後光長公御領没収之節御用控」14冊とその関連史料のほか、宝永の聖堂造営御手伝、宝暦の山門釈迦修覆御手伝いなどを収集した。 (3)日記類として、「大控」(1682年-)、「日記」(1682年-)、「御祐筆所日記」(1691年-)、「御用場記録」(1699年-)、「江戸日記」(1634年-)など約1000冊が残存しているが、このうち1716(正徳6)年以前のもの60余冊と、1804(文化元)から1844(天保15)年頃のなかから25冊を収集した。他に、原本の所在が不明な寛永-正徳期の「御国日記」「江戸日記」の筆写稿本20冊もあわせて収集した。 (4)日記類の記事を事項別に分類記載した「法令書抜類纂」117冊をすべて収集した。 (5)歴代藩主の治績を記録編纂した史料は何種類か存在するが、このうち「秀宗公宗利公宗贇公村年公御四代記録」4冊、「記録書抜」8冊、「御歴代記録書抜」(御歴代事記)31冊などを収集した。(6)以上のほかに収集した史料には、主に「大成郡録」15冊、「切支丹宗門改帳」約20冊、「公儀被仰出控」26冊などがある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 (財)宇和島伊達文化保存会(愛媛県宇和島市)
利用可能な代替方式
関連資料
出版物 近代史文庫宇和島研究会編『宇和島藩庁伊達家史料』1−11(1976−1983年)。『史料館報』34号(1981年3月)に概要が記されている。
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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