【武蔵国江戸日本橋白木屋大村家文書】
識別記号 ac1976201
資料記号 F7601 F7604 F8804
標題 武蔵国江戸日本橋白木屋大村家文書
年代 1642年~1902年
主年代
年代注記 1642(寛永19)年-1902(明治35)年。
記述レベル fonds
書架延長/数量 /22点
物的状態注記 マイクロフィルム;22リール 1万2972コマ 81冊 242点
出所・作成 大村家
履歴 「武蔵国江戸日本橋白木屋大村家文書」(寄託)を参照。
(関係地)武蔵国江戸日本橋通‐東京都中央区日本橋[現在]
(主題)町人|材木商|呉服商
(役職等)町人|材木商|呉服商
伝来 (1)東京大学経済学部(東京都文京区)、(2)大村和弘氏(史料館寄託)、(3)大村和弘氏(五島美術館寄託)
入手源 (1)東京大学経済学部、(2)(3)大村和弘氏
範囲と内容 史料館でマイクロ収集した白木屋大村家文書には、(1)東京大学経済学部所蔵文書、(2)史料館寄託文書、(3)五島美術館寄託大村家文書がある。 (1)は総点数約200点のうち、165点をマイクロ収集した(F7604)。 a,経営関係では、店舗拡充の経緯を示す1706(宝永3)年以降の京・大坂諸店の屋敷沽券状(日本橋、橋町等屋敷沽券状、絵図、書上などの他、1708(宝永5)年の「衣類定法」、1740(元文5)年・1743(寛保3)年「規矩」をはじめとする江戸店における家法・店掟等があり、白木屋の経営を内部から支えた店制史料が整備されている。 b,白木屋が所属した十組問屋仲間関係史料。特に、1715(正徳5)年の表記をもつ三拾軒組(通町組・内店組)の「万記録」は十組関係の史料として最も早い時期に属する。ほかに1780-1806(安永9-文化3)年の通町組の行事記録や、1809(文化6)年に設立された三橋会所の動静を伝える「冥加金取集帳」や諸勘定目録、1819(文政2)年に作帳された十組問屋傘下の諸仲間の問屋株帳約40冊などがある。 (2)は大村本家に伝来した文書群で、全ての文書をマイクロ収集し(F8804)、その後当館に寄託された。大村家の家関係史料を中心に、小売帖、大福帳などの若干の経営史料も含む。詳細は「江戸白木屋大村家文書」(『総覧』No.74)を参照。 (3)は1662(寛文2)年から1895(明治28)年までの「古今記録帳」14冊で、すべてマイクロ収集した(F7601)。 全体的に商業活動の実態を示す営業帳簿類は乏しい。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 (1)東京大学経済学部(東京都文京区)、(2)当館に寄託、(3)五島美術館に寄託
利用可能な代替方式
関連資料 マイクロ収集した文書のほかには、「白木屋文書」(東京大学法制史資料室所蔵)がある。
出版物 『史料館報』26号(1977年3月)、『白木屋三百年史』(1958年)、『東京大学経済学部所蔵白木屋文書目録』(1986年)、林玲子『江戸問屋仲間の研究』(お茶の水書房、1967年)、岩淵令治「江戸地主の家守支配の基調−地主の「家」と家守の家−」(『関東近世史研究会』35、1993年)を参照。
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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