【信濃国松代真田宝物館所蔵真田家文書】
識別記号 ac1975206
資料記号 F7506 F7603 F7701
標題 信濃国松代真田宝物館所蔵真田家文書
年代 1716年~1870年
主年代 江戸
年代注記 1716(享保元)年-1870(明治3)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /64点
物的状態注記 マイクロフィルム;64リール 3万9244コマ 245冊 231点
出所・作成 真田家
履歴 信濃国松代真田家文書(26A)参照。
(関係地)信濃国埴科郡松代‐長野県長野市松代町[現在]
(主題)大名‐藩知事;華族
(役職等)大名‐藩知事;華族
伝来 この宝物館所蔵文書は、1966年に旧藩主真田家から当時の松代町に寄贈され、1969年に同町が長野市へ編入されたことにより、長野市へ所管替となったものである。真田家文書は、旧所蔵地である長野市松代町の真田邸(現在は長野市所管)に1万点余収蔵されている。
入手源 真田宝物館
範囲と内容 宝物館所蔵真田家文書の正確な数量は不明であるが、1万点を超す膨大なものである。宝物館所蔵文書と当史料館所蔵文書とがどのような形で分割されたかは不明であるが、両者には内容で区分したような基準は特に見出せない。同名の表題をもつ連続史料が双方に分割所蔵されているものもある。宝物館所蔵文書のうち比較的に纏まった史料は次のとおりである。 (1)日記・御用状留類では、1861(文久元)年以降「南天(幸教夫人の別号)・奥日記」(約50冊)、1716-1865(享保元-慶応元)年「監察日記」(15冊)、1825-1870(文政8-明治3)年「在府在邑中日記」(約40冊)、1826-1865(文政9-慶応1)年「御留守居方御用状留」(約12冊)。(2)幕末・明治初期藩財政・禄制関係では、藩債証文類(約60通)、藩制・財政改革書類(約100点)、1869(明治2)年以降の高・租税・戸口牛馬・兵員・銃器等取調書類および郷村高帳(約40冊)。 (3)1868-1871(明治元-明治4)年の布告・回章・太政官布達類(約450点)。(4)出兵関係では、長防一条(約10冊)、甲州出兵一件(約15件)、戊辰東山・北陸・東北出兵関係(約150点)。 (5)明治期以降家政関係では、東京・松代歳入勘定帳簿類(約1500冊)。(6)その他、藩政時代の国役普請、助郷、借財、天保期産物一件、養蚕・酒造取締関係・家譜類等多様。 以上のうち、当館は3年度にわたり、マイクロフィルムによる収集を実施した。F7506では、「真田幸貫御役中日記」(22冊)、「監察日記」(15冊)、「留守居方日記」(34冊)、「御勝手向書類」他若干がある。 F7603では、旧松代藩債取調帳ならびに償却についての明治初年の帳簿6点、「定小屋日記」(足軽割番日記)4点、旧藩主真田幸教が編纂した「政堂枢機年表書記」(32冊)、「諸士明細書履歴稿」(6冊)、「松代藩中名籍簿誌」(5冊)、御留守居方で作成された「別条見出」(5冊)等がある。 F7701では、明治初年の公用方とそれに引続く松代藩庁の日記14冊、真田幸貫が老中在任中の日記11冊、御留守居方の「御用廻状留帳」12冊、公用方の「御用廻章留帳」5冊、1869(明治2)年に新政府へ提出した支配地関係の各種取調帳の控等がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 真田宝物館(長野県長野市)
利用可能な代替方式
関連資料 当館所蔵「信濃国松代真田家文書」26Aを参照。
出版物 米山一政編『真田家文書』上・中・下巻(長野市、1981年)。なお、原島陽一「宝物館所蔵真田家文書の特色と意義」(真田宝物館編『松代』第4号、1991年)、『史料館報』23号(1975年12月)・24号(1976年3月)・26号(1977年3月)・28号(1978年3月)参照のこと。
注記 これまでの文書群名は「信濃国松代真田家文書」。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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