【上総国飯野保科家文書】
識別記号 ac1970207
資料記号 F7007
標題 上総国飯野保科家文書
年代 1624年~1884年
主年代 江戸前
年代注記 1624(寛永元)年-1884(明治17)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /3点
物的状態注記 マイクロフィルム;3リール 1727コマ 19冊 75点
出所・作成 保科家
履歴 保科氏は信濃国高遠に発し、1590(天正18)年下総国多古1万石を宛行われ、その後信州高遠藩2万5000石に復帰し、保科正之の代に山形を経て会津23万石を支配し、正貞が1648(慶安元)年に上総国飯野藩2万石を支配した。保科氏は譜代大名、帝鑑間詰、大坂定番をつとめ、正益が若年寄となった。1871(明治4)年飯野県となり、同年木更津県となり、1873(明治6)年、印旛県と合併して千葉県となった。
(関係地)上総国周准郡飯野村‐飯野県周准郡飯野村‐木更津県周准郡飯野村‐千葉県周准郡飯野村‐君津郡飯野村‐富津市富津町[現在]
(主題)大名|幕府若年寄
(役職等)大名|幕府若年寄
伝来 保科正興氏(東京都新宿区)
入手源 保科正興氏
範囲と内容 本文書の大部分は高遠時代に関するものであり、天正年間の家康感状(3通)、平常富「保科御事歴」(4冊)、永正-延宝年間「古来旧記」等のほか、特に正貞時代を中心とする系譜・由緒・合戦記等の記録、旧家臣所持の文書や、高遠城・領地絵図等を収集した。飯野藩関係では、1870(明治3)年「上総国周准郡之内郷村高帳」、1869(明治2)年「飯野藩職員録」等のほか、近世の藩政の概要を記した明治初年と推定される「飯野陣屋記」(伊藤松太郎編)がある。なお、江戸城中「年中行事」(全11冊)のまとまった史料も収集した。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 保科正興氏(東京都新宿区)
利用可能な代替方式 千葉県文書館が全文書を複製している。
関連資料
出版物 『史料館報』第10号、千葉県史編さん審議会「阿部家文書目録」(同会『千葉県史料目録』I、1956年)を参照のこと。
注記 これまでの文書群名「上総国君津郡飯野保科家文書」。 本文書群の「年代」は編纂物の内容からではなく、編纂物に記された成立・書写年代等からとっている。また天正年間の家康感状とあるのは、「天正年中大権現様御感状」として一括されている。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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