【長門国萩益田家文書】
識別記号 ac1967202
資料記号 F6702
標題 長門国萩益田家文書
年代 1647年~1852年
主年代 江戸前
年代注記 1647(正保4)年-1852(嘉永5)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /11点
物的状態注記 マイクロフィルム;11リール 9099コマ 54冊 390点
出所・作成 益田家
履歴 益田氏は、石見国の豪族御神本氏の一族で、同国美濃郡益田(島根県益田市)に住して益田氏を称した。大内氏の滅亡後に毛利氏に仕え、元祥は毛利輝元のもとで石見・出雲・長門・周防・筑前の5か国に所領を得たが、1600(慶長5)年関ヶ原の戦後に毛利氏が長門・周防2国に削封されると、阿武郡須佐に本拠を移して1万2000石を領した。萩藩の永代家老(国家老)として財政再建につとめ、広兼・元堯・就宣・兼長・就恒・就賢・元道・広堯・就祥・就恭・房清・元宣・親施・親祥と続き、幕末にいたった。
(関係地)長門国阿武郡萩‐山口県萩市[現在]
(主題)藩士;永代家老
(役職等)藩士;永代家老
伝来 1958年度に現当主益田兼施氏(東京都世田谷区)より、所蔵文書のうち中世分を東京大学史料編纂所に、近世以降のもの(約8000点)を当館に寄託された。その後、1967年度に史料館寄託分も東京大学史料編纂所に一括保管することになり、移管にあたり近世史料の一部をマイクロ収集した。現在は、同所所蔵。
入手源 益田兼施氏。寄託解除時に撮影。
範囲と内容 中世から近代にわたる益田家歴史資料約1万点余のうち、江戸期のものを中心に収集した。(1)国家老の役職に関わる史料では、寛文・延宝期(1661-1681年)に当職として藩政改革にあたった益田親祥関連の史料を中心に収集した。内容的には毛利藩財政、山代・徳地の紙専売制、家中借銀、公儀手伝い普請、他国への書状控などがある。 (2)益田氏の家・領知関係では、石見以来の系譜・由緒書・諸覚書、知行地支配・新田開発のほか、主家から益田家中への申渡書(暇・逼塞・切腹等)などの益田家の家中統制史料がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 東京大学史料編纂所
利用可能な代替方式
関連資料 「益田家文書」(東京大学史料編纂所保管)、「益田精祥寄贈和漢書」(萩市立図書館所蔵)がある。
出版物 『文部省史料館報』5号(1967年8月)、山口県教育委員会文化課『益田家歴史資料目録』(1979年3月)、福田栄次郎「石見国益田氏の研究」(『歴史学研究』390、『中国大名の研究』戦国大名論集6、吉川弘文館、1984年に収録)。
注記 これまでの文書群名は「毛利家永代家老益田家文書」「周防国益田家文書」。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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