【山梨県中巨摩郡百田村役場文書||Hyakuta village office records, Naka-koma district, Yamanashi prefecture】
識別記号 ac1966012.01
資料記号 41L-1
標題 山梨県中巨摩郡百田村役場文書||Hyakuta village office records, Naka-koma district, Yamanashi prefecture
年代 1875年~1896年
主年代 明治前
年代注記 1875(明治8)年-1896(明治29)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 .7m/20点
物的状態注記 20点;数量の内訳(カード目録より算出)20冊
出所・作成 百田村役場
履歴 百田村は、山梨県のほぼ中央部、甲府盆地西端にあって、釜無川の支流御勅使(みだい)川の扇状地に位置する。この地域は、近世では西郡筋に属していた。明治維新後、1868(明治元)年に市川県、翌1869年に甲府県、1871(明治4)年に山梨県の管轄となり、大小区制期には、巨摩郡第二十三区、次いで山梨県十三区に属し、1878(明治11)年の巨摩郡の分割では中巨摩郡に属した。同村は、1875(明治8)年に百々(どうどう)村と上八田(うえはった)村とが合併して成立したもので、1875(明治8)年の「百田村事務所」、1878(明治11)年の「百田村役所」を経て、1884(明治17)年には在家塚村との聯合で百田村在家塚村戸長役場が組織され、在家塚村に戸長役場を置いた。史料の表示では「百在戸長役場」などとなっていることもあるが、ここで「百田村外一箇村戸長役場」に統一した。1889(明治22)年の市制町村制の施行にあたっては在家塚村との聯合を解消し、単独で施行して独立の村役場を設置した。%百田村は、1954年に巨摩町・西野村・今諏訪村と合併し白根町となり、その後、源村を合併して現在に至っている。
(関係地)山梨県巨摩郡百々村・上八田村‐山梨県巨摩郡百田村‐山梨県中巨摩郡百田村‐山梨県中巨摩郡白根町[現在]
伝来 1966年度に他の山梨県下町村役場文書とともに、一括して古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 この文書群は、ほとんどは村役所期と在家塚村との聯合戸長役場期の史料である。同戸長役場文書は、市制町村制施行後、両村関係分に分割されそれぞれの村(在家塚村の場合は組合役場)に帰属したものと思われる。したがって、利用に当たっては在家塚村外二箇村組合役場文書(41L2)への目配りは必要であろう。この文書群は、百田村外一箇村戸長役場から百田村役場に引継がれ、引続き同村役場で管理されてきたものと考えられる。このため、(1)百田村戸長(事務取扱所)・村事務所・村役所文書(12点)、(2)百田村外一箇村戸長役場文書(7点)、(3)百田村役場文書(1点)に分けられる。 各期とも史料数は少ないがそれぞれ(1)では租税、土地、(2)では土地、建物、(3)では土地を内容としている。主として「一筆限反別地価取調簿」「地券名寄帳」などで、ほかには「地券台帳」「建物台帳」「畑林成収穫帳」である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法 これまでの文書群名「山梨県中巨摩郡諸村役場書類」(41L)を分割した(史料番号1−9)。
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 『史料館所蔵史料目録』第64集
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 「山梨県中巨摩郡在家塚村西野村今諏訪村組合役場文書」41L-2。なお、白根町役場には、百田村の村役人を勤めた竹内家、秋山家文書が保存されているが、本文書群と同時代の役場文書は保存されていない。
出版物
注記 関係記事『史料館報』第4号
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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