【出羽国平鹿郡沼館村等文書】
識別記号 ac1962007
資料記号 37G
標題 出羽国平鹿郡沼館村等文書
年代 1708年~1885年
主年代 江戸中
年代注記 1708(宝永5)年-1885(明治18)年、ただし、ほとんどが1853(嘉永6)年までのもの。
記述レベル fonds
書架延長/数量 .6m/31点
物的状態注記 31冊
出所・作成 未詳
履歴 この文書群は、出所に不明なところが多く、しかも出所が1か所であるかどうかも確定できないが、平鹿郡沼館・植田両村の史料が多い。 沼館村は雄物川の左岸平野部の農村で「享保黒印高帳」では、当高(貢納高の算定基礎)1002石余、この頃、戸数 151軒を擁していた(角川地名辞典)。当時、八沢木村を親郷とする寄郷であったが、19世紀には周辺10か村を寄郷とする親郷となった。1889(明治22)年、市制町村制の施行に当たっては、今宿村などと合併し沼館村となってその大字となった。1901(明治34)年、沼館町となり、1955年、さらに合併して雄物川町となり、同町の大字となって今日に至っている。出所の一つと推定される沼館村佐々木又左衛門家については未詳である。 一方、この文書群の一部にある平鹿郡植田村は雄物川・皆瀬川の合流地点にある農村で、「享保黒印高帳」では当高1473石余、このころ戸数 172軒を擁していた(角川地名辞典)。19世紀には寄郷12か村の親郷となった。1889年、市制町村制の施行に当たっては、他の3か村と合併して植田村となりその大字となった。1955年、さらに十文字町などと合併して同町大字植田となり、今日に至っている。
(関係地)出羽国平鹿郡沼館村‐羽後平鹿郡植田村‐秋田県平鹿郡沼館村・秋田県平鹿郡植田村‐雄物川町沼館村植田村・十文字町植田[現在]
伝来 1962年に古書店より。
入手源 古書店
範囲と内容 本文書群は打直し検地帳が主体であり、これに関連不明の書籍が加わったものである。このうち(1)検地帳・年貢関係で、a,秋田藩郡方役屋作成のもの(写しを含む)では、沼館村の「宝永五年打直検地帳」、植田村の「年貢諸役皆済目録」、b,沼館村佐々木又左衛門家所蔵と確認できるものでは、「御改正新御帳書抜」がある。(2)その他では「享保仁徳録」(宝田村伝蔵濡衣一件)、「年月日時的殺之訓」がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和37年度)・カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記 これまでの文書群名は、「出羽国平鹿郡沼館村土地租税史料」。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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