【近江国栗太郡駒井沢村文書】
識別記号 ac1962006
資料記号 37F
標題 近江国栗太郡駒井沢村文書
年代 1672年~1896年
主年代
年代注記 1672(寛文12)年-1896(明治29)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 .8m/141点
物的状態注記 141点
出所・作成 未詳
履歴 駒井沢村は、寛永期は幕府領で村高522石余、1635(寛永12)年京都町奉行となった能勢日向守領として村高の半分が分給され相給となる。1697(元禄10)年、残りの幕府領が大名大久保忠高領となるが、1725(享保10)年大久保常春(忠高の子)が、下野烏山に入封となるに及んで再び幕府領となる。また、『旧高旧領取調帳』には旗本木下領45石余がみえる。文書群の発生・管理母体は不明確であるが、文書群の半分程は旗本能勢氏知行所の庄屋文書である。また、その庄屋を勤めたのは八郎兵衛、木戸四郎兵衛などであり、ことに天保期から幕末にかけては四郎兵衛の名前がよく見える。この文書群全体を木戸四郎兵衛家文書とする可能性がまったく無いわけではないが、近世中期には幕府領関係の文書も少なからず存在するため、取り敢えず駒井沢村文書とした。なお、駒井沢村は、そもそも駒井郷のうちの沢村であり、沢村とする史料も近世中期頃まで見られる。
(関係地)近江国栗太郡駒井沢村‐滋賀県草津市駒井沢町[現在]
(主題)―
(役職等)―
伝来 1962年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 駒井沢村文書は、大きく(1)旗本能勢氏領庄屋文書、(2)幕府領・大名大久保・旗本木下と引き継がれる庄屋文書、(3)村一村全体にかかわる文書、(4)私文書からなる。なお、このほかに一部明治期の役場文書が見られるが極めて少ない。(1)では年貢勘定帳が元禄期より宝暦期にかけて断続的に残っている。また、宗門人別改帳、五人組帳、村高人別書上帳などが小数ながらみられる。(2)には、1677(延宝5)年の田畑永荒帳、大久保時代の免状写などが見える。(3)では草津宿への助郷関係、寺社改覚帳、日光法会関係などがある。(4)では小作証文、借用証文などが見えるが、宛名などは必ずしも特定の家ではない。村の史料と見るべきであろうか。発生母体・伝来が不明であるため確定できない。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法 これまでの文書群名は「近江国栗太郡駒井沢村木戸家文書」。
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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