【若狭国遠敷郡新道村藤井家文書】
識別記号 ac1961002.01
資料記号 36B-1
標題 若狭国遠敷郡新道村藤井家文書
年代 1655年~1882年
主年代 江戸中
年代注記 1655(承応4)年写、1662(寛文2)年-1882(明治15)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 1m/376点
物的状態注記 376点(85冊、 280通、11綴)
出所・作成 藤井家
履歴 新道村藤井家については系図等がなく確かなことはわかっていない。新道村は小浜藩領下の上中郡に属し、庄屋名は、1717(享保2)年庄助、1825(文政8)年庄左衛門、1828(文政11)年庄左衛門・孫左衛門、1834(天保5)年孫左衛門とみえる。藤井家の当主は、主に孫左衛門を名乗っており、1825(文政8)年は組頭、1828(文政11)年庄屋役に就いている。明治になって、大区小区制期に副区長、1879(明治12)年副戸長、1881(明治14)年戸長に藤井孫左衛門が就任している。
(関係地)若狭国遠敷郡新道村‐小浜県遠敷郡新道村‐敦賀県遠敷郡新道村‐滋賀県遠敷郡新道村‐福井県遠敷郡新道村‐熊川村新道‐上中町新道[現在]
(主題)組頭|庄屋|戸長
(役職等)組頭|庄屋|戸長
伝来 1961年に「若狭国遠敷郡安賀里村岡本家文書」(36B-2)とともに、一括して古書店より購入し、仮整理時に分割した。
入手源 古書店
範囲と内容 この文書群は、(1)近世新道村の村方文書、(2)明治期新道村の行政文書、(3)藤井家の文書に分けられる。大半は村方文書で、その中でも年貢割付状の比率は高いが村政に関わる史料が残っている。庄屋文書は、1655(承応4)年「検地帳」写、1679(延宝7)年「遠敷郡生庄之内新道村検地帳」、1715(正徳5)年「高名寄之帳」等の土地帳簿、年貢関係の諸帳簿、「五人組連判帳」「百姓法度」(年欠・写)等があり、全体として近世中期以降よく残っている。用水普請に関する史料は、享保期の「川欠砂入帳」「道普請請書」がある。運送をめぐって、1709(宝永6)年熊川・大杉・新道村の牛馬荷物の取扱について小浜馬肝煎との争論が起こり、その関係史料が天明期にかけて残存する。他に「石灰焼御免年期継願書」がみられる。(2)は明治初期のもので「公用日記」「御達綴込」の他、「地目変換・開墾地関係書類」8綴等の土地関係および地租改正、学校関係がある。(3)藤井家に関するものは少量の証文類である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和36年度)、カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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