【出羽国村山郡大町村文書||The documents of Oomachi village, Murayama district, the province of Dewa】
識別記号 ac1959006
資料記号 34F
標題 出羽国村山郡大町村文書||The documents of Oomachi village, Murayama district, the province of Dewa
年代 1665年~1870年
主年代 江戸
年代注記 1665(寛文5)年-1870(明治3)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 .8m/28点
物的状態注記 28点数量の内訳(史料仮目録Bによる)28冊
出所・作成 未詳
履歴 この文書の出所は不明であるが、大町村で代々名主(近世中期までは「庄屋」)を勤めていた武田勇右衛門家文書の一部ではないかと推測されている。武田家についての歴史は十分明らかにできない。大町村は、山形盆地の中央部、最上川の支流乱川・押切川の間の扇状地の扇端部にある。このため、頻繁に両河川の洪水、川欠にさらされる一方、鮭漁が盛んで、これらの工事、境界問題や漁業権のことで、たびたび隣村との紛争があり、庄屋武田勇右衛門はこの渦中にいた。 同村は、山形藩以来の大庄屋組では高木組に属し、「正保郷帳」(1647年)では田272石余、畑166石余、1697(元禄10)年では家数37軒を数えていた(角川地名辞典)。1869(明治2)年には、73軒422人となっていた。1871(明治4)年、東大町村と改称、1873年川除村と改め、さらに1879(明治12)年今町村に合併、1889(明治22)年の市制町村制施行により成生村の一部となり、1954年に天童町(現、天童市)の一部となった。
(関係地)出羽国村山郡大町村‐山形県天童市大町[現在]
伝来 1959年度に古書店より購入。
入手源 古書店(古屋幸太郎氏)
範囲と内容 大町村名主(庄屋)文書の大半は、現在、現地で保存されており、当館所蔵史料はそのごく一部に過ぎない。主として宗門人別帳と名寄帳など、戸籍、田畑、水害に関するもので、大別すると次の通り。 (1)宗門人別改関係では「宗門人別改帳」、(2)田畑関係では「田畑名寄帳」「新畑改帳」「新畑証文」など、(3)水害関係では「本田新田川原砂入書上ケ之帳」「川欠改証文帳」「本田川欠覚」、(4)その他では、捨馬・博奕法度ほかの請書などである。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和34年度)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 武田勇右衛門家文書(天童市)がある。天童市大町武田耕一氏所蔵武田勇右衛門家文書は、『天童市史編集資料』第32号(同市史編さん委員会、1983年)、第35号(1984年)に一部が収録されている。
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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