史料群概要

【出雲国大原郡大東町木村家文書】
識別記号	ac1953006
資料記号	28F
標題	出雲国大原郡大東町木村家文書
年代	1786年～1917年
主年代	江戸後
年代注記	1786（天明6）年-1917（大正6）年。
記述レベル	fonds
書架延長／数量	12m／780点
物的状態注記	780点（487冊、226通、53綴、7包、1鋪）及び未整理34箱
出所・作成	木村家
履歴	大原郡大東町には大原街道、仁多街道が通り松江への交通の要地にあたり、牛馬の市が立ち、また、油座、酒座等が設けられ、江戸時代以来商工業がさかんであった。木村家は上大坂屋と称し醤油醸造業、絞油業、質屋を経営し、また土地集積をした地主でもあった。1814（文化11）年に組頭、1830（文政13）年に大東町年寄に任命された。明治になり大原郡為替方に任命された。（関係地）出雲国大原郡大東町‐島根県大原郡大東村‐大東町大字大東［現在］（主題）町年寄；商人・地主（役職等）町年寄；商人・地主
伝来	1953年度に原蔵者より譲渡。
入手源	原蔵者より譲渡。
範囲と内容	（1）町役人関係文書と（2）大原郡為替方関係書類、および（3）木村家の家文書がある。（1）には1830（文政13）年「大東町年寄役被仰付候書付」、1838（天保9）年「与頭役申付御差紙」や「大原郡大東町亥納萬定納同払通」等組頭、年寄役勤務に関わる文書がある。（2）には1879（明治12）-1900（明治33）年、仁多大原郡役所為替方木村小左衛門宛「島根県命令書」や「大原郡役所通達書類」「大原郡金庫取扱命令書」等がある。（3）には大福帳、質勘定帳、下作人別名寄帳、現金収支勘定帳、土地売渡証文等の経営関係、萬心覚帳、祝儀目録、誕生・葬儀留、火事見舞帳等の由緒、交際関係史料がある。
評価選別等スケジュール	―
追加受入情報	―
整理方法	―
利用条件	未整理分は閲覧できない。
使用条件	―
使用言語	JAPANESE
物的特徴及び技術要件	―
検索手段	カード目録
原本の所在	―
利用可能な代替方式	―
関連資料	―
出版物	一部を原島陽一「幕末期の質屋史料」（『史料館紀要』5号）に翻刻紹介。
注記
収蔵名称	国文学研究資料館（歴史資料）