【相模国大住郡土屋村原家文書】
識別記号 ac1949005
資料記号 24E
標題 相模国大住郡土屋村原家文書
年代 1625年~1911年
主年代 江戸後
年代注記 1625(寛永2)年-1911(明治44)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 14m/2774点
物的状態注記 2774点(1211冊、1174通ほか)、ほかに目録未掲載分と未整理4箱。
出所・作成 原家
履歴 土屋村は「寺分」「庶子分」「惣領分」の三つの小名に分かれ、寛永期には旗本窪田氏ら6氏の相給、元禄期以降は窪田氏を含む8氏による相給となっている。原家は屋号を「池田」または「池田屋」と称し、土屋村惣領分琵琶に居住。初代長右衛門(1664年・寛文4年没)以来、当主は代々長右衛門または四郎兵衛を名乗り、史料でみる限り、1740(元文5)年以降幕末まで窪田氏知行所土屋村惣領分名主を世襲したと考えられる。明治以降は、原小太郎が明治10年代に村用掛や土屋学校学務委員を勤めた。なお、原小太郎は1882(明治15)年の報徳会克譲社設置に際し委員を勤め、その子慶次郎は大日本報徳会理事を勤めている。一方、原家は近世以来、地主として小作地経営を営んでいるほか、酒造も行っている。
(関係地)相模国大住郡土屋惣領‐相模国大住郡土屋村‐神奈川府‐神奈川県‐足柄県‐神奈川県二十二大区五小区土屋村-大住郡土沢村土屋-中郡土沢村土屋-平塚市土屋[現在]
(主題)旗本賄名主|用掛|地主
(役職等)旗本賄名主|用掛|地主
伝来 1949年度に原蔵者より譲渡。
入手源 原蔵者
範囲と内容 本文書群は、(1)近世土屋村惣領分名主文書、(2)近代土屋村村政文書、(3)原家家政文書から構成されると考えられる。(1)は地頭窪田家関係文書と土屋村惣領分村方文書からなる。前者は地頭入用、御用金、地頭林などの関係文書のほか窪田家用人書状が数多い。後者は土地、貢租、村入用等々の比較的標準的な村方文書である。(2)は比較的量が少なく、地租改正と土屋学校関係の文書が目立っている。(3)は近世後期から明治期にかけての「大福帳」「万売買控帳」等の経営帳簿、および証文類が中心である。報徳社関係文書はごく少数である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法 整理して封筒に入れられているが目録に未掲載のもの、および未整理文書段ボール箱4箱分がある。
利用条件 未整理分は閲覧できない。
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 『史料館所蔵史料目録』第47集(1988年)および仮目録(昭和24年度)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 原家は1947年に火災にあっており、かなりの文書が焼失したのではないかと推測されているが、史料館に譲渡された残存分が原家に所蔵されている。その他に原家文書の報徳社関係分が財団法人報徳福運社にある。
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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